こんにちは。
新卒3年目25歳で5社目を退職した
子なし専業主婦のがじゅまるです。
今回は、
「私が専業主婦を続ける理由」
についてお話します。
ブログ名にもある通り、
私はこれまでに5つの会社を退職し、
現在は専業主婦をしています。
子どもはおらず、特に予定もありません。
「25歳」という年齢から、
「なんで若くて子どももいないのに専業主婦なの?」
と聞かれることもあります。
「共働き」が当たり前になりつつあるこの時代に、
「母」でも「会社勤め」でもない私は、
少し異様な存在なのかもしれません。
今回は、私が、
6つ目の会社に転職することもなく、
専業主婦を続けている理由について、
詳しくお話しようと思います。
もしよろしければお付き合いください。
私が専業主婦を続ける理由①
「夫との時間を大切にしたいから」
私の夫は、サービス業の仕事をしています。
毎朝6時半に家を出て、帰ってくるのは20時過ぎ。
休日はシフト制で、土日休みとは無縁の世界。
私がまだ会社に勤めていたころ、
夫とはすれ違ってばかりの毎日でした。
休日がうまくかぶらず、
二人で過ごす時間はほとんどなかったのです。
生活のすれ違いが続くと、
徐々に「心」のすれ違いも生じてきます。
些細なことでケンカをしたり、
ちょっとしたことで傷ついたり。
きちんと仲直りをすることも、
面と向かって話し合うこともできない。
「時間」と「心の余裕」は、
まるで比例しているかのように、
私たちはどんどんお互いに距離を感じるようになりました。
私が専業主婦になったことで、
一番変化を感じたことが「夫との関係」でした。
不思議なほどに、ケンカの数は減り、
二人の間に「嫌な空気」が流れることはなくなりました。
一緒に過ごす時間が増えたことで、
必然的に二人の会話が増え、
今まで以上にお互いのことを理解できるようになったのです。
お互いが歩み寄らなければ、
いつまでも距離は縮まらない。
夫と一生を共にしたいと思うからこそ、
「夫との時間」を自らの手で作り出し、
大切に守っていかなくてはいけないと思っています。
私が専業主婦を続ける理由②
「体調が万全ではないから」
過去の記事でもお話していますが、
私は3社目に勤めていた際に「うつ状態」と診断され、
約2カ月間の休職を経験しました。
当時はとても辛く、
食事をすることも、眠ることもままならない。
自分という存在が嫌で嫌でたまりませんでした。
休職をしたことで、
身体的にはだいぶ楽になり、
少しずつ回復の兆しが見えていました。
「働かなくては」という気持ちも芽生え、
実際4つ目と5つ目の会社に転職もしました。
私は、完全に「うつ状態」を克服したと、
強く信じ込んでいたのです。
私は自分の症状を「軽症」だと思っていました。
もちろん、
私以上にもっと辛い思いをされている方もいるし、
症状が強く現れる方もいらっしゃいます。
精神疾患で一番の難点は、
「目に見えない症状が多すぎること」
心の状態を、医師が診断することはもちろん、
自分自身ですら正しく理解することは難しい。
だからこそ、
気付かぬ間にどんどん悪化していることもあるのです。
自分自身の精神状態に「あれ?」と思うことが、
私には時々あります。
些細なことで心が乱れ、
心拍や呼吸が速くなり、
気が付けばボロボロと泣いている。
特にきっかけも意味もなく気持ちが沈み、
何に対してもやる気が出ないことで、
自己嫌悪に陥る。
これまで自分の「弱さ」が原因だと思っていましたが、
「うつ状態」への引き金が、
他の人や過去の自分に比べ少しゆるいのかもしれません。
自分の心は、自分にしか守れない。
過去の経験から、私はこのことを強く学びました。
だからこそ、
今は無理をして働きに出るべきではない。
今はしっかりと自分を労わる時期なのだと、
そう思っています。
私が専業主婦を続ける理由③
「やりたいことが見つからないから」
私が専業主婦になると決めたのは、
夫の強い勧めがあってのことでした。
専業主婦になるということは、
夫の収入のみで生活していくということ。
幸いにも子どもはおらず、
お互いの生活水準はそこまで高くない。
私自身も、ある程度の貯金があり、
専業主婦になることは、
決して「不可能」な選択ではありませんでした。
夫が専業主婦を勧めてくれた理由の一つに、
「やりたいことを見つけてほしい」
という思いがありました。
私の性格をよく理解してくれている夫は、
私の仕事へのモチベーションが、
「お金」では満たされず、
「やりがい」が何よりのモチベーションになると、
そう指摘してくれました。
このまま一生専業主婦でいたいとは、
考えていません。
やはりいずれはもう一度社会に出て、
少しでも人の役に立ちたい。
ただこれだけの転職を経験し、
休職をした過去もある。
だからこそ、人一倍慎重に、
そして真剣に未来を考えたい。
今はそんな思いで、
さまざまな選択肢を探しています。
まとめ
人生に迷ったり、立ち止まったりする時間は、
他の時間に比べてとても長く感じます。
暗闇の中にいるような、
そんな孤独を感じることもあります。
「専業主婦」という言葉を、
あまり良い印象で受け止めない人がいるということを、
自分が専業主婦になって初めて知りました。
転職を繰り返し、
最終的に専業主婦に辿り着いた私を、
よく思わないことは仕方のないことなのかもしれません。
ですが、人生は「通過点」の連続。
今のこの専業主婦も、
私の人生の中のひとつの「通過点」でしかありません。
この先どんな未来が待っているのか、
それは誰にもわかりません。
子どもを授かっているかもしれないし、
新たな仕事を始めているかもしれない。
どんな人生のステージにいたとしても、
それは「通過点」でしかない。
その通過点を、いかに楽しく有意義に過ごせるか。
それだけなのではないかなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
がじゅまる🌳