こんにちは。
新卒3年目25歳で5社目を退職した
子なし専業主婦のがじゅまるです。
今回は1週間に1回の、
「習慣作り」をテーマにお話します。
私の好きな本の1冊に、
「毎日の暮らしが輝く52の習慣」という本があります。
52の習慣を1週間に1つずつ実践し、
1年をかけて人生に大きな変化をもたらす。
小さな変化を積み重ねることで、
徐々に習慣を変えていこうというものです。
前回の習慣は「コンフォート・ゾーンから抜け出す」
コンフォート・ゾーンとは「快適な領域」のこと。
このコンフォート・ゾーンを抜け出すことで、
自分を大きく成長させる機会を得ることができます。
しかし、人間誰しも、できることなら困難は避けたいし、
今の快適な生活を抜け出したくありません。
私は学生時代、生ぬるい学生生活というコンフォート・ゾーンから、
「実習」を通して強制的に抜け出す経験をしました。
地獄しか待っていないと思った実習は、
私に「成長」と「自信」を与えてくれました。
目の前の変化にだけ目を向け恐れるのではなく、
その先の未来にまで視野を広げることができれば、
コンフォート・ゾーンを抜け出すための勇気は、
必然的に湧いてくるのだと思います。
その勇気を、常に持ち続けていたいです。
それでは今週のテーマをご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください。
~毎日の暮らしが輝く52の習慣~
「19/52 声を上げて自分を表現する」
学生時代の私が最も苦手としていたことが、
この「声を上げて自分を表現する」ことでした。
1年中毎日のように顔を合わせ、
家族よりも過ごす時間が長かった学生時代の友人たち。
その友人たちが抱く私の印象と、
自分の中にある「本当の自分」に、
大きなギャップがある。
そのことに私は学生時代、いつも悩まされていました。
彼女たちは、私のことを「優しい」と褒め、
「何をしても怒らない」と信じていました。
けれど本当は、優しいわけでも怒らないわけでもない。
ただ純粋に、自分の気持ちや思いを、
声に出して表現することができなかったのです。
そんな私が、初めて声を上げて自分を表現できた相手が、
夫でした。
当時まだ夫が彼氏だったころ、
私は別れるのを覚悟で声を上げました。
嫌だったこと、苦手なこと、我慢できないこと。
今まで誰にも話してこなかった、
自分の中に溜め込んできた感情や思いの数々。
「ああこれで嫌われる。もうおしまいだ」
そう思った私に、夫は思いもよらない言葉をかけました。
「そうだったの。今度から気を付ける」
自分の中に抑え込むものだと思っていた思いが、
初めて誰かに受け入れられた瞬間でした。
言葉にしなくては伝わらない。
そんな当たり前のことを、
ようやく身をもって知ることができたのです。
それ以降、友人たちとの関係にも少しずつ変化が現れました。
学生時代はそこまで親しくなかった友人と、
一気に距離が縮んで仲良くなったり、
反対に学生時代常に一緒にいた友人が、
離れていったりすることもありました。
もちろん、相手の気持ちを思いやったり、
尊重したりする気持ちは大切にしなくてはいけません。
しかし、自分が「こうしたい」「これはいやだな」と思った、
今までだったら伝えられなかったこと。
それらをただむやみに抑え込むのではなく、
できるだけ自分の言葉で表現していく。
たったそれだけで、自分の心の風通しが良くなり、
相手との関係もより良いものへと変化していくのだと、
改めて知ることができたのです。
少しずつ声を上げて表現できるようになりましたが、
それでもやはりぐっと言葉を飲み込むこともあります。
幼いころから、周りの空気を読む力だけは長けてしまい、
自分の意見や思いを抑え込むことは、
私にとっては息をするように体に染みついています。
そのため、私の中で、
「自分が大切にしている人にはきちんと自分を表現する」
「それ以外の場合は状況を見て判断する」と決めています。
私はあまり器用ではないので、
関わる全ての人とより良い関係を築き上げることはできません。
そして、その努力をする心の余裕もありません。
少し冷酷かもしれませんが、
「ここまでかな」と思う人には、
あまり無理に自分を表現しなくてもいいと思っています。
ですが、自分が大切にしている人、
夫や家族、友人たちにはきちんと表現できる自分でいたい。
その冷静な線引きは、
自分を守るためにも必要だと思います。
自分が「自分」を表現したとき。
それまで仲間だと思っていた人が、
するりと離れていくことがあります。
その経験を恐れ、自分を表現できない人も多いかもしれません。
しかし、自分を表現することで、
その関係が、絆がさらに強くなることもあります。
私はその可能性に少しでもかけたい。
自分を抑え込んで、押し殺して、
たった一人の自分を中身のない透明人間にはしたくない。
これからも、
「声を上げて自分を表現する」
この習慣は意識して取り組んでいきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
がじゅまる🌳